教育の現場から見た工場

 

高校を卒業して何年経つでしょう。

もう二十・・・数年。

 

 

丹波市内の某高校の先生より

”休日を利用して、私的に工場見学に行きたい”

と連絡を頂きました。

 

社会に出ずして教師として勤務する様になり

今の学生に”社会とは”、”就職とは”、”働くとは”、

が本当に伝えられているのかモヤモヤするものがある。

そのため、今更ながら地域の企業に休暇を利用して見学を申し込み、

この地域で働く意味を勉強させてもらっている。

 

と、語ってくださった。

 

丹波でモノを作っている我が社。

ぜひ来てください!と二つ返事でお受けしました。

 

今日がその日。

 

工場では防音室の仮組みが行われており、なぜ仮組みをするのか?を伝えさせてもらいました。

その後、製品として組み上がっている木製防音室を体感してもらいました。

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防音室の性能とSound Clear Sofa(サウンドクリアソファー)での音の変化を体験です。

 

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”部屋(防音室)の中、あんなに音しているのに外だと、この程度にしか聞こえないんですね!”

”すごい!すごい!音の響き方が全然違う!このソファー欲しい!”

 

もう、こっちが嬉しくなるくらいのいい反応をして頂きました(笑)。

 

船舶用防音室の中では、吸音パネルの有無による音の響きを手を叩いて体感。

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終始楽しそうに工場内を見て下さいました。

 

 

丹波の地で創業し、今なお新しい事業展開と新製品の開発を模索している我が社。

ここで働きたい、丹波でもヤレる事がある。

そう学生の人たちに伝えて行ければと思います。

 

 

その為にも、もっと多くの方に谷水加工板工業の事を知って頂かないと。

 

 

しかし、学生の頃にこの先生たちの様な人に会えてたら

もっと社会の見方や大人との関わり方が違っていたんだろうなと感じます。

この先生たちに教わる学生は幸せですね。