ご挨拶
弊社は1961年、谷水加工板製作所として、建築物の壁・床・天井・屋根下地などに用いられる「木毛セメント板」の製造・販売を主として創業し、1970年には月産80,000枚となる全国でもトップレベルの事業所となりました。やがて時代は高い断熱性能が要求されるようになり、各種断熱材と表面材を複合して付加価値を高める「断熱パネル」を製造して参りました。大型保冷施設から、高層公共住宅、型式木造住宅、仮設事務所、RC住宅では内・外断熱・屋上断熱に至るまで、様々な工法に採用されています。
また1982年にはプレハブ住宅向け外壁材(サイディング)加工業としても実力をつけ、月産500棟分の生産能力を有する最新設備を誇る工場となりました。オートメーション化された工場で、品質管理の徹底・信頼性を追求し、正確な製品作りを維持しながら、住宅産業の担い手として貢献して参りました。
現在はこうして培った技術を元に、「防音パネル」「吸音インテリア」の開発に精進しました。木質系組立式防音室に始まり、産業用の不燃系防音室の製造販売、さらには船舶用間仕切り遮音壁と船舶用浮き床の製造もはじめました。
見えないけれども感じる「居心地の良い空間」のなかでひとは癒される、なぜかと思えば当社の技術がそこにあるような、開発に意欲的・提案型の企業であり続けたいと考えています。
谷水加工板工業株式会社
代表取締役 谷水ゆかり