[閑話]今年を表す一字は何?

12月も中頃となり、寒さがいっそう厳しくなったきた。

 

丹波も早朝は霧が濃くなり、山頂からは雲海が見える季節。

冬になるとサイモン&ガーファンクルの楽曲「冬の散歩道(A Hazy Shade Of Winter)」

を聴きたくなる。

おそらく、クリスマスから年末年始へのソワソワする心の動き、

季節風景の移り変わりと歌とが重なってるからなのかと思う。

 

”ぶらり丹波路”より

”ぶらり丹波路”より

 

 

さて、12月中旬となると話題になるのが「今年の漢字」

この1年を表す漢字一字が何かをマスコミが取り上げる。

このブログを更新している現在はまだ京都清水寺での発表はされていない。

世間の予想は「禍」「密」「疫」など新型肺炎(コロナ)に関するものが多い。

 

 

私なら何を選ぶだろうか?

 

そうボンヤリ考えると次の漢字が頭の中に浮かんできた。

 

 

 

 

辞書には次の様に書かれている。

1.位置が変わる

2.関心の対象が変わる

物事や人の性質・傾向・状態などが変わる

3.時間が過ぎる

4.色やにおいなどが他の物に染みつく

5.病気や物の勢い・傾向などが他に及ぶ

 

 

新型肺炎が勢いを増し、自分がらない様に細心の注意を払い、

地域間の動が制限され、日々の仕事や生活がオフラインからオンラインへ行が増した。

政権も長期政権であった安倍内閣から菅内閣へり、丹波も新たな市長へとった。

当社も新商品、持ち運び動できる集中デスクSeren deskを発売した。

 

そう、この文字だ。

心にストンと落ちてきた。

 

 

日々のマスク、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスの新しい生活様式。

飛行機がほぼ空席になり、新幹線・電車もガラガラ、映画館も閉館し、

外食するにも店が開いてない。

イベントもほぼ全て開催されず、オリンピックまで延期、学校も閉鎖。

下手すると会社(事務所)まで閉まっていた。

そして、テレワーク、リモートワーク、自宅学習(GIGAスクール構想)など

オンラインでの仕事や学び。

今までIT系でしか知られていなかったZoomMicrosoft Teamsなどビデオ会議が一般化し、

SlackLineを使っての仕事が日常化した。

そして、実感がないまま季節が移り変わり、年末を迎える。

去年の今頃では誰も想像していなかった変化だ。

 

 

当社は何か変わっただろうか?

 

一部の社員はリモートワークと出社を併用して生活しているが、

基本的には工場がメインの会社。

社員一同、体調管理をしつつ業務を続行している。

気持ちが落ち込む事が多い中、持ち運ぶ集中デスク Seren deskは

タイミングよくリリースできた事もあり、

多くのメディアに取り上げて頂き初回生産分をほぼ販売し切る事となった。

 

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今まさに社内で来年に向けての動き方を討論している。

 

移れば変わる世の習いだろ!!」と叫ぶ社員もいれば、

愚行、山を移す。。。」と静かに語るものもいる。

 

いや、嘘である(笑)

 

そんなにカッコよく言う者は社内にイナイ。

が、これからの会社の事を本気で考えてる社員たちが意見を闘わせている。

今の状況(コロナ禍)が無ければ、この様な話し合いも無かっただろう。

これは、嬉しい誤算である。

 

 

そして来年、私はある人の名言を借りて、こう言うだろう。

時を移さずに行うのが勇将の本望である。早く出立せよ!